一昨日のタイトルマッチ

メインではなく、和氣さんの試合。

最近のタイトルマッチの中では最も痛々しい試合だったと思います。

右頬は破れ、右目は塞がり、左瞼切って。別人の顔になってました。

あまりにも実力差があり過ぎた感がありますが、私としては階級があってないという見方もあるのではないかと。

いかにスピードがあって、いかに防御が上手くても肉体の差、パンチ力の差がかけ離れていれば、攻め込むことは出来ないですよね。結果、相手を捌こうとしたり、少しの隙間だけを狙うようなボクシングになってしまいますが、やはりそれではいずれジリ貧、勝機は見出せないと思います。

いろんな見方あるのでしょう。別の記事では和氣さんはまだ世界戦やる実力ではないとか、確かにそうだったかもしれません。ただ、私は彼の場合まず階級があっていないことを主張したいです。決してスーパーバンタムではない、スーパーフライでしょう。減量ほぼやってないに等しいらしいですし。どんな選手でも自分の体格を活かすために階級下げますよね。まずはそこからかと。

彼は両親想いのすごくいい漢のようです。不良時代があったからこそかもしれませんが、彼のような本当の意味で周りに感謝できている人に頂点に立ってほしいと思います。今はゆっくり休んで下さい。そして再起を願います。

頑張れ、和氣。

 

♯メインについて、ひたすら勝てる相手としか対戦しないボクサー、なんにも面白くないです。あれで唯一無二のボクサーなんて言わないでほしい。もう引退したけど似たような亀さんがいたじゃん。